2010年 05月 07日
こういう思いを何とすればよいのか? 事業を継続出来ず、責任者は突然姿を消す、それはこの際良いとして、だ。 今日、昼から、その残された従業員三人をお呼びして話をした。 支払いや、残った仕事の処理方法等を打ち合わせをし、出来るだけ問題が起きないようにしたかったからだ。一通り確認が済んだ後に 「いつ知ったんです?」 「まあ数ヶ月前から危ないかも、と思ってましたけど、こんなイキナリとは思ってませんでした」 「今日は午前中、三人で離職票を書いてました」 「これからどうするんです?」 「あまりに突然で何にも考えていません」 「まあ、チョットでもお金くれればまだ良かったんですけどそれも無いので…」 「4月の給料もですか?」 「ええ、退職金みたいなものも当然無くって、放り出された感じです…ははは」 と三人は笑った。 あんなに辛い仕事をして、給料もままならず、報われず、それでもこれから出来ればどうにかしてこの仕事をしていきたいと笑ったのだ。 狡猾と見ればそうかもしれない、しかしあまりに切ない。
by nunuyoshi
| 2010-05-07 01:53
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