2011年 05月 18日
今月の会議で口論、と言うか意見交換は主に工事請負を生業としている当社が去年から現場で発注主からの要望もあり在庫販売を行なった事(の話題)に端を発する。 繁忙期には社内事務の不手際が多発し、経理部隊の手を前例の無いほどに煩わせた、取引額は予定の2倍ほどに上ったが、在庫管理や納品を確定する「受け取り証明」のやり取りもままならず混迷を極めた。しかし逃げ遅れた「担当者」はその中で踏ん張った、想定の粗利額は達成できなかったが、立派に終息させたと言えるだろう。 先の会議ではその事が話題にあがり、某常務が「俺から言わせれば、この試みは失敗だ、帳票のやり取りから出来ていない、こんなずさんな書類管理はみた事が無い」と言い捨てたのだ。 その発言のあと、何でか司会が私に意見を求めたのだ、この2枚の始末書連発部長に。 「えーっと、これで新しい試みは続いていかないでしょうね、いつも、何度も言っても中々伝わらないのですが、担当が業務を進めて困っている時に何もしないで、終わった時にのこのこ出てきて評論だけをされては、誰も新しい試みや冒険なんてしませんよね。この事の何が問題だったかを考えて次に生かすのか、この件だけにするのか、先ず判断してください」と切り返した。 いつものように司会レフリーが勝負する前に「ドロー」を宣言し、未消化のまま会議は流れた。 この事で、今更ながら、はっきり解った事があった、常務、監査役は製造販売や金融業でスキルとキャリアを重ねた人達だった事、そうして彼らは工事請負業の何たるかをまるっきり解っていない事、いや有り体には「解りたくない」事。 自分の基準から出る事を極端に嫌い、それをして「仕事ではない」と判断してしまう。 社員が自分にはわからない事をしている事を指して必ず「忙しいかもしれないが」と言う、その言葉は仮定の形をとってはいるが「つまらない事」を指す。 それらを解って乗り切らねばならない事に少し憂鬱になる、問題はそんな低級なことではないのに。
by nunuyoshi
| 2011-05-18 02:23
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