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シニアとよばれて

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2012年 10月 01日

夢が二つの意味をもち出したのは近代から

 「夢」が夜見る夢と達成する(したい)目的の二つの意味を同時に持ったのは
近代かららしい。
 ふと考えると、英語の「Dream」も同じように二つの意味を持っていいる。
アメリカ人公民権運動活動家キング牧師の有名な演説に

『I have a dream that my four little…』
『私には夢がある。いつか私の幼い四人の子どもたちが…』

のくだりがある、この使い方は、近代日本語の用法と全くと言っていいほど同じだ。
 というか、これは外来語として日本語が英語翻訳のための対応として当てはめられた
のではないか?と思うほど同じだ。

 みかんを英語で言うとオレンジなのだと一応習うが
みかんとオレンジではやっぱりぜんぜん意味合いが違ったりする「違和感」が
通常ついて回る。
 これらの「違和感」を払拭するためには語学力だけではない、相手の文化を
理解しようとする姿勢(「知る」となるとヤッパリニュアンスがちがうので)-想像力が
必須になる。この姿勢が必要で通常であることを前提として、再度「夢」と「Dream」。

 日本語の用法として、「夢=達成するべき目的」は
外来適用語(?)と認識する方が自然な気がする。

by nunuyoshi | 2012-10-01 02:25 | とりあえずここ


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