2006年 02月 05日
「論争する宇宙」という新書を読んだ。 ざっと近代の宇宙論を流しで俯瞰できて楽しめた。 実質は何一つ理解していないと思うが うちにはその手の本が数冊転がっている。 判らん内容の本をつらつら読んでいると頭が混乱して気分が良くなるからだが アインシュタインの「相対性理論」のあたりはダイナミックで面白い。 それをほとんど思考実験で構築しているところが 「やっぱり天才やな」と思わせる。 その本にも触れられているが それまでまったく時間と空間と物質が関係し合っているなどとは 考えられなかった時代に結びつけたところがとてもエキセントリックで 年甲斐も無くどきどきする。 たまに誰かに勧めると 「難しそう・・・」と訝しげに、迷惑そうにされ、悲しい思いをするのだが 「難しいのは当たり前じゃ!でも少し呼んでみるとちょっとわかった気分になって 気分転換にもってこいョ」と本当におもう。 対象は違うが最近若い人と話す機会が多く、その中で 黒澤映画は面白いから観たら?と言うと決まって 「おれそんな難しいもんわからんわ」と返される。 観たり、読んだりしないうちから先入観だけで判断するのは 「若いのに淡白だねえ」と思う。 単なる権威主義? そうかも知れぬ、タルコフスキー好きだし・・・・。
by nunuyoshi
| 2006-02-05 04:24
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