2007年 04月 22日
今の私のふえいばりっとは「児島未散」です。 特に「そばにいられたなら」は「ジプシー」なんかより100万倍よろしい、それは何故か? 一言でいえば「切ない女の子の片思いを演歌のように恋愛の自由落下に任せる歌謡曲」という感じか。歌唱力は低いが日本の風土に即した湿気が声に内包され、聞くものを引き込んでしまう。 特にこの歌詞は自身が書いたものだが上手くも、珍しくもない、ところが曲に乗るとすごい説得力とシチュエーションの発起力を放ちだす。 特に 「傷ついても、枯れ果てても、生まれ変われるはず、こぼれ落ちる夢でもいい、いつかは綺麗に」というサビ部分は思わず泣けてくる。 また、全体にアジア大陸調の弦廻しで迫る演出は「叶わぬ恋と知りつつ大陸に渡って行く頼りなげな女性の姿」が眼前に現れるようだ。 しかし、この歌には謎がひとつある、それを残し、彼女は彼を追いかけて消えてゆく「切なくても、流されても、この時を一緒に、はかなく散る花でもいい、いつか微笑みを」 あなどれないぞ児島。
by nunuyoshi
| 2007-04-22 03:43
| 歌のこころ
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