人気ブログランキング |

シニアとよばれて

nunuyoshi.exblog.jp
ブログトップ

カテゴリ:個人的国語辞典( 5 )


2010年 09月 04日

【見殺し】~考えてみるととても怖い言葉

【見殺し】

Ⅰ :対象が滅んでゆくところを何も出来ず只、眺めている様
  私はあれを - にしてしまった
  
Ⅱ :対象が滅んでゆくところを恣意的に何もせず只、眺めている様
  私はあれを - にした

【見殺し~に対しての一方的解説】

 「生きているもの」はなにも生物だけではない、人が作る制度や組織もまた、それを「動かしている」時点で生きている。山の上等から「街」を見下ろすと良く解るが、総体として機能し、それもまた生きていると表現する事が出来るだろう。
 それが滅んでしまうと予測する時にそのままにせざるを得ない時がある、後悔や慟哭が心に押し寄せる、自分の力の無さに愕然としながら、結局はその事実を時間をかけて受け入れる。

 そうではないときの、つまり「そのままにせざるを得ない」事はない時に(まわりくどいが)「見て殺す【見殺す】」その時の「眼」は一体どんな「眼」なのだろうか?
 殺人者の眼なのだろうか、いや少し違うと思うのだ、実際に手を下さないその「眼」を想像すると怖くて仕方が無い。

by nunuyoshi | 2010-09-04 02:09 | 個人的国語辞典
2010年 01月 06日

【結果を出せ】

【結果を出せ】

Ⅰ :どういうことをしても達成しなければならない目標があるときに管理者が
   用いる言い回しで恫喝マインドを含む
  
  兎に角 -

【結果を出せ~に対しての一方的解説】
 会社の中での「結果を出せ」とはそれまで進めてきた方針や施策に則り、出るべくして出るものと言う理想がある。しかし往々にしてその前提を「抜いてでも」出さねばならない「結果」を標榜する時に出る言葉でもある。
 聞く側は一般的に「今まで進めろ進めろと煩かったルールは何だったのか」と軽い落胆を覚える、何れにせよ「非常事態」を共有できる点では有効である。

by nunuyoshi | 2010-01-06 01:59 | 個人的国語辞典
2009年 01月 22日

【浸透】

【浸透】


Ⅰ :液体が染み渡り広がる様
  
  水がーする


Ⅱ :物事が染み渡り広がる様

  -する
  -させる



【浸透~に対しての一方的解説】
 会社組織の中で「方針を浸透させる」という言い回しはさせたい物(方針などの
行動、判断基準が概ねであろう)が液状である仮定での「例え」話である。

 上層部が支配的に物事を進めるのは通常であるが「浸透しない」事を
問題視するときにその原因をどこに置くのかが問題となる。

 染みこませる対象か
 液状とされた何者か、かの二者の選択になる。

 通常物理的には液状視するものをまず検証するだろうが、概ね上から目線の
評価者としては染込ませる対象を疑う状況に陥ってしまう事に留意したい。

 

 

 

 
 

by nunuyoshi | 2009-01-22 02:31 | 個人的国語辞典
2008年 09月 29日

【機動力】:「力」とは概ね2種類に分けられる。

【機動力】

Ⅰ :対処しなければならない事態に対して「即応」できる力のこと
   概ね「機能的に速やかに動くことが出来る洞察と実行に根ざした力」とでも呼ぶもの

  -強化
  -がある(がない)

Ⅱ :類似している言葉として「適応力」「対応力」などがあるが、大きく違うのは
   「時間の尺度」であり「先んじて」と言うような意味が強い。

  -を上げて対応する

【機動力~に対しての一方的解説】

 なんにでも最後に「力」を付けて志向するものを推し量る最近の無思考な表現には
うんざりする程、世に氾濫していますが、私はこれを一方的に「パッケージング」と
呼んでいます。

 それが意味するものを十分に吟味せず、包み隠して「お題」をぺたっと
貼り付ける、よって基準が曖昧なまま天秤の片側に早々に吊り下げてしまうので
結局空いたもう片方に何を吊っても判然としないという状態になります。

 ここで注意したいのはそれは結果ではなく目的であると言うことです。

 また、やはり「力」と呼称するのであればどういう類の「力」なのかをハッキリ
捕らえなければなりません、「力」は接触して働くものと、離れて働くものの2種類です。
 加えて、「力」とは目に見えない結果として認知されるものであることも
留意すべきでしょう。

by nunuyoshi | 2008-09-29 03:27 | 個人的国語辞典
2008年 09月 19日

【問題】:それは問題だ

 【問題】

 Ⅰ: 思考し解答を出す必要がある対象【対象に対してはニュートラル】
  -を出す
  -を作る
  
 Ⅱ: 乗り越えねばならない対象
    【指す対象は否定的、枕に「面倒な、厄介な」等が付く】
  -を起こす
  -になる

 Ⅲ: 処理しなけらばならない対象を量化(スカラー化)しその認識度合いで
    主に人間関係を下位、上位に規定する用法
  -にならない
  これのほうがーだとなぜ気づかないのか!

 【問題~に於ける一方的解説】

 何時のころからか世間様ではⅡの用法が多く用いられるように思います、ⅢはⅡの
派生した用法ですしいずれにしても否定的な対象として「問題」が扱われるようです。
 大切なのは「問題」であれば「解」を求めれば良いことであってそれは「人として在る」
ことの意味であり醍醐味ですらある筈です。

 「君は問題のある人だね」と評される時「君は厄介な人だね」と言われているわけですが
ココは「それではそれ(問題)を考えて解を求めようではないか」とニュートラルに対処
することこそ重要ではないのかと思うのです。


  

by nunuyoshi | 2008-09-19 03:17 | 個人的国語辞典