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シニアとよばれて

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2010年 05月 27日

たのしいしごと

 ここ2,3日は5分の暇を見つけては図面とにらめっこしている、他社設計の不備ばかりが目立つものだが、なんだかとても「かわいい」っといっては失礼になるのかもしれない。しかし、この図面はそんな「放っておけない」気持ちにさせる。図面というのは不思議なもので近頃のCADでも描いた人の「性分」というか「性根」がでる。
 それはとても迷っていて出したいイメージを形に「し」あぐねている、あちこちに施工不可能な仕様や仕口が並び、それらが所作無げに途方にくれている。札入れも終わったものだがあちこちチェックしながら、修正しながら、参考資料を探しながら私なりの解釈とアレンジを加えてゆく。
 久しぶりに「何かを造ろうとしている」気分になった。
 明日でも設計者に会いに行こう。

by nunuyoshi | 2010-05-27 02:06 | しごとのこと
2010年 05月 18日

退社した彼は崖っぷちで全てをかけていた

 40才手前でリストラされた彼は実は遡る事2年の間、出社拒否で通院しながら自宅療養していた。
 「自宅療養」
 聞こえは良いが実際は陰鬱な時間を狭い部屋で自己否定と戦い、常に負続けていた。
 復帰を果たそうと何度も重い心を引き摺り、周りの期待がやがて黙殺に変わっている事を承知し、それでも尚、出社したがあくる日には断念する事を繰りかえした。
 妻は支え続けたが常に信じていた訳ではなくあきらめてしまった事、そして思いかえしたことも数限りない。
 
 そしてリストラ、「こんな事してはいられない」と「少し」思った。
 職業安定所は信用できなかった、年齢の事、資格が無い事が障害というより不可能という評定を下したのみで係員はアルカイックの壷絵に似た笑顔を向け、可能性の無い就職口のリストをペラペラめくるだけだった。
 自分は何をしたいか、人生で初めて真剣に考え、ある職種一本に絞り、会社訪問を「40手前顔(ズラ)下げて」続けた。自分でもみっともない社会的負け組みのオッサンだと自覚したが、そんな事言ってられない、と気づかないうちに心の何処かで居直っていた。
 そして一件、採用するとの打診をしてきた企業があった。

 誰でも知っている有名企業、しかし契約社員、営業職、強烈なノルマが提示された、先の見通しもましてや出世などは期待できるはずも無い、が、そこに就職を決め、2ヶ月がたった。
 
 そんな彼が僕に連絡をくれた、下請け業者を紹介して欲しいからという事だった。

 3時間程話をしてそんなことを聞いていたが、そのうち彼の表情が豊かで俗に言う「イキイキ」している事に気づいた。
 「なんかココに居たときと比べて人がかわったね」
 「ええ、崖っぷちですから」と笑顔で答えた。

 それに比べて僕は何もしていない「劣等感」に苛まれた、この「ヌルイ」会社にいて何も発起させてはいない、「ああ、あの時は何でも出来たのに!」と後悔するのだろうか?と。 

by nunuyoshi | 2010-05-18 01:54 | しごとのこと
2010年 05月 12日

Wonderwall 3態

カバーという手法が良く使われるミュージックシーン(死語)で、それらが存在意義を持つかどうかが重要なのだが何れにせよ「アーティスト」と呼ばれる人たちは「オリジナリティー」で原曲を超えようと(若しくは)「向こうを張ろう」と手を替え品を替え解釈を変えようとする。
 以下とても分かりやすく面白いと思ったので並べてみた。

原曲Wonderwall


通称「泣き虫Wonderwall」(神さん命名)


通称「無理やりメジャーWonderwall」


もっと凄いカバーはいくらもあるが(その辺は神さんが専門)創作の何たるかが少し垣間見える

by nunuyoshi | 2010-05-12 01:57 | 歌のこころ
2010年 05月 07日

なんたることか!

 こういう思いを何とすればよいのか?

 事業を継続出来ず、責任者は突然姿を消す、それはこの際良いとして、だ。

 今日、昼から、その残された従業員三人をお呼びして話をした。
 支払いや、残った仕事の処理方法等を打ち合わせをし、出来るだけ問題が起きないようにしたかったからだ。一通り確認が済んだ後に
 「いつ知ったんです?」
 「まあ数ヶ月前から危ないかも、と思ってましたけど、こんなイキナリとは思ってませんでした」
 「今日は午前中、三人で離職票を書いてました」
 「これからどうするんです?」
 「あまりに突然で何にも考えていません」
 「まあ、チョットでもお金くれればまだ良かったんですけどそれも無いので…」
 「4月の給料もですか?」
 「ええ、退職金みたいなものも当然無くって、放り出された感じです…ははは」

 と三人は笑った。

 あんなに辛い仕事をして、給料もままならず、報われず、それでもこれから出来ればどうにかしてこの仕事をしていきたいと笑ったのだ。
 狡猾と見ればそうかもしれない、しかしあまりに切ない。

by nunuyoshi | 2010-05-07 01:53 | しごとのこと
2010年 05月 01日

とうとううちもですわ。

 夕方、突然業者の専務から呼出しの電話がかかる、どこに行けば良いかといえば事務所ビルの玄関だった。
 「とうとううちもですわ」
 「!?」
 「…4月で会社、タタむ事にしました」
 「暫く会社と家にも帰れませんが一言挨拶だけと思いまして」
 「社員さんはどうするの」
 「解散ですわ、今のところバラバラになってしまうと思います、担当のあいつは○○さんとの仕事続けたがってましたけど、直ぐにどうこうできないと思います」
 「うちとの仕事の中でこうなって問題のある事とか、『取り付け騒ぎ』になりそうなものはないですか?」
 「…ないと思いますけど実際は分かりません、できるだけ綺麗にして行こうと思いますんで」

 そう言って、専務はこの後弁護士に相談に行くといって早々に立ち去った、直ぐに担当だった自称「オイチャン」に電話したが繋がらなかった。
 暮れる空に星も無く暗澹たる気持ちになった、連休明けに報告しなければならないが、彼らが困っていないか確かめなければならない。

by nunuyoshi | 2010-05-01 02:23 | しごとのこと